2026/04/29

愛知県芸術劇場へ行こう! はじめての人にオススメのプログラム【5・6・7月】2026年度 自主事業ラインナップ

「何か新しいことにチャレンジしたい」「日常生活にいつもと違う刺激がほしい」「人生をもっと充実させたい」「親子でちょっと特別なおでかけがしたい」と思っている人は、劇場という新しい扉を開いてみませんか。愛知芸術文化センター内にある愛知県芸術劇場は、地下鉄東山線・名城線「栄」駅から徒歩で約5分とアクセス抜群。劇場は今まで知らなかった世界への入り口。生の舞台でしか味わえない体験や感動が待っています。「AACタイム」がコンシェルジュとなって、はじめての人でも楽しめる多彩なプログラムをご案内!

唐津絵理 愛知県芸術劇場芸術監督より

© Atsuko Chiba

 

愛知県芸術劇場の2026年度ラインナップでは、劇場を日常の中で気軽に立ち寄れる場所としてひらき、多くの方が自然に舞台芸術と出会える機会を広げていきます。現代社会では、家族や学校、会社など複数のコミュニティの中で役割を担い(ある時は演じ)ながら過ごしていますが、劇場はそうした関係から少し離れ、肩書きや立場を越えて、ありのままの自分に立ち返り、自身の感覚で心を動かし、考え、発見できる場所でありたいと考えています。そこでの体験が、自分や他者との関係を見つめ直すきっかけとなり、身近な体験から多様な世界へとつながっていく。この連なりの中で、人々の集まる「県民の広場」であり、未知の世界に触れられる「世界への窓」となることを目指しています。

 

5月|「劇場ワンダーランド」
ゴールデンウィークは劇場がまるで遊園地に!?

      


愛知県芸術劇場大ホール・コンサートホール・小ホールの各会場で、色とりどりのパフォーマンスに出逢える「劇場ワンダーランド」を初開催します。ホールの自由見学と舞台芸術を体験できるミニイベントやダンス、パイプオルガンなどの鑑賞公演のほか、マルシェなど、これまでにないものも盛りだくさん! スタンプラリーで各会場をめぐりながら、劇場が初めての方からファンの方まで、年齢・障がい・国籍に関わらず自由にお楽しみいただけます。

\こんな人にオススメ/

  • GWにで出かけたい人、子どもに特別な経験をさせてあげたい人
  • 新しい舞台芸術体験をしたい人
  • 劇場に来たことがない人は、まずはここから!アーティストにも出会えます◎

 

大ホールで自由見学&舞台体験のイベント

 


愛知県芸術劇場オープンハウス 2024(大ホール)の様子


大ホールでは、劇場を無料開放しながら舞台芸術を気軽に体験できるミニイベントを行います。無料開放する「オープンハウス」は、本格的なバレエやオペラなどが上演される舞台上をはじめ、客席・ビュッフェ・楽屋など、普段は立ち入れない場所を自由に見学いただけます。また、気軽に体験できるイベントも盛りだくさん!照明、舞台機構などの仕掛けを使った迫力満点のショー「舞台カラクリSHOW」は見逃せません。そして、愛知県芸術劇場ダンスアーティストの島地保武さん・酒井はなさんも登場。
大型のディスコクラブに変身した舞台上で島地さんと一緒に踊る「しまちゃんディスコ」、酒井さんによる「酒井はなの初心者向けバレエストレッチ」(予定枚数終了)では、アーティストと一緒に舞台芸術を体験いただけます。
ほかにも現代美術家・ブレイクダンサーの 辻 將成による「DANCEパレード!」や「スポットライトを浴びたい!」、「舞台衣裳を着てみよう♪」、「AAF戯曲賞作品展示コーナー」といったこれまでにない新たなミニイベントもあります。県下最大級の劇場空間で舞台芸術をご堪能ください。

※「辻」は一点しんにょう

 

コンサートホールでパイプオルガンコンサート&自由見学と…

 

コンサートホールでは、パイプオルガンの初心者向けコンサートと自由見学を行います。コンサートTHE オルガン NIGHT&DAY 2026は入場料500円・公演時間45分と、劇場デビューにぴったりな演奏会です。愛知県芸術劇場のパイプオルガンは日本最大級。このオルガンの魅力を熟知する都築由理江(愛知県芸術劇場オルガニスト)と、振付家・ダンサーの三東瑠璃(愛知県芸術劇場ダンスアーティスト)の音楽とダンスのコラボレーションが今回実現しました! 2日(土)のNIGHTは中学生以上、3日(日・祝)のDAYは5歳以上にオススメのプログラム。終演後は、オルガンビルダー(オルガンの専門の職人)と愛知県芸術劇場支配人による好評の「オルガン耳より講座」も行います。
また、3日(日・祝)15:00~は、コンサートホールも無料開放。舞台上や客席などを自由に見学、パイプオルガンも間近でご覧いただけます。はじめの15分のみ体験できるオルガンや照明を使ったほんのり怖い空間「お化け屋敷TIME」(15:00~15:15)も要チェックです。

 

小ホールで世界に羽ばたく若手ダンサーの新作公演 


© Joseph Marcinsky

 

小ホールでは、愛知県芸術劇場ダンスアーティストNull(岡田玲奈・黒田勇)による新作公演を2日間行います。Nullは、至学館大学で出会い、卒業をきっかけに結成されたコンテンポラリーダンスグループ。今回は同大学で出会った仙石孝太朗をゲストダンサーに迎えた3名が、パフォーマンスを繰り広げます。タイトルの『WITH LiMBO』は身体の自然な反応を大切にしながら、社会と自分の「あいだ」で揺れ動く現代人の姿を描く今を生きる我々に向けた作品。 今、自分はどこに立っているのか一無意識のうちに繰り返される模倣やズレを通して、孤立とつながり、不安と希望を、言葉ではなく身体だけで表現します。
今回は、「劇場ワンダーランド」ということもあり、ワンコイン(500円)でご覧いただけます。秋には海外公演が決定している本作の世界初演にぜひお立会いください。

 

マルシェ in ワンダーランド

愛知県芸術文化センター2階のフォーラム(オープンスペース)に、さまざまな(お店)が集合します。飲食したり、お買い物したり、子どもも大人もワクワクする時間を思い思いにお楽しみください。

 

劇場ワンダーランド
開催日/2026年5月2日(土)・3日(日・祝)
場所/愛知県芸術劇場大ホール・コンサートホール・フォーラム・小ホール(愛知芸術文化センター地下1階・2階・4階)
詳しくはこちら

タイムスケジュールはこちら

 

 

6月|ローザス『Il Cimento dell’Armonia e dell’Inventione』/ 和声と創意の試み
ヴィヴァルディの名曲『四季』をダンスで再構成!

© Anne Van Aerschot

\こんな人にオススメ/

  • 世界の第一線で活躍し続けるダンスカンパニーの日本初上陸作品を見逃したくない人
  • ヴィヴァルディの名曲『四季』を新しいかたちで味わってみたい人
  • 環境問題や自然と人間の関係を、アートを通して考えてみたい人

 

2025年はアクラム・カーン・カンパニー、NDT 2と、世界の第一線で活躍するコンテンポラリー・ダンスを紹介し、多くの方々から賞賛を浴びた愛知県芸術劇場の海外招聘シリーズ。2026年6月には、ベルギー・ブリュッセルを拠点とする世界的ダンスカンパニー「ローザス」が登場します(作品名『Il Cimento dell'Armonia e dell'Inventione / 和声と創意の試み』)。
これまでデビュー作『ローザス・ダンス・ローザス』、結成の契機となった幻の名作『ファーズ―Fase』といった初期作品から、マーラーの『大地の歌』(シェーンベルク編曲)をベースにした『3Abschied ドライアップシート(3つの別れ)』、ジョン・コルトレーンの名曲を題材にした『A Love Supreme~至上の愛』などの最新作まで、数々の話題作を上演してきました。
今回は約7年ぶりの愛知公演。同カンパニー芸術監督で、自然界の法則や社会的構造など多角的な視点から振付を行い、近年は地球環境にも目を向け、環境に配慮した創作・上演を続けるアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルと、新進気鋭の若手振付家ラドワン・ムリジガによって2024年に発表された『Il Cimento dell’Armonia e dell’Inventione』/和声と創意の試みが、はやくも日本初上陸します。
ヴィヴァルディの名曲『四季』に触発され、ダンスとして再構築された本作は、音楽と振付の精緻な呼応に加え、気候変動や自然破壊を主題としています。ケースマイケルの作品の特徴でもある音楽と身体がせめぎ合うスリリングなパフォーマンスを通して、舞台芸術の分野から「持続可能な社会の実現」という喫緊の社会課題や、自然や地球環境への眼差しを湛えた、新たな『四季』の魅力を提示する作品です。
自然への連想を起点に、ダンスとしての応答を試みます。40年以上にわたりコンテンポラリー・ダンス界を牽引してきたダンスカンパニー「ローザス」の公演に、どうぞご期待ください。

 

 

『Il Cimento dell'Armonia e dell'Inventione』/ 和声と創意の試み
アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル, ラドワン・ムリジガ / ローザス, アトラファイブ

開催日時/2026年6月24日(水)18:30〜
場所/アマノ芸術創造センター名古屋(名古屋市芸術創造センター)

※会場は愛知県芸術劇場ではありません

詳しくはこちら

 

 

7月|やさしい革命 子どもと大人のためのリラックスパフォーマンス
愛知県芸術劇場に初登場のカンパニーがベルギーからやってくる!

© Hubert Amiet

\こんな人にオススメ/

  • 子どもと一緒に、はじめての舞台体験を楽しみたい人
  • リラックスしながら、安心して過ごせる公演を探している人
  • 言葉に頼らない身体表現のワクワク感を間近で味わいたい人

 

ベルギーの児童演劇カンパニー「コンパニー・デ・ミュタン」とサーカスカンパニー「サイド・ショー」が初来日!世界をぐるりと歩く、3人の旅の物語。森や野原を横切り、山に登り、海とその地平線を見渡す。ともに時間を過ごすうちに、少しずつ互いをわかり合っていく。演劇・ダンス・サーカスの面白さがつまった、誰もが自分らしく楽しめる作品です。障がいのある方もない方も、どなたでも安心してご覧いただける"リラックス公演"としてお届けします。

 

 

やさしい革命
子どもと大人のためのリラックスパフォーマンス

開催日/2026年7月23日(木)・24日(金)
場所/愛知県芸術劇場小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)

詳しくはこちら

 

 

愛知県芸術劇場
2026年度自主事業 年間ラインナップ

WEBページはこちら
一覧PDFはこちら

 

 

編集/村瀬実希(MAISONETTE Inc.)
※ 掲載内容は2026年4月29日(水・祝)現在のものです。

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