2025/11/28

音楽 #07 パイプオルガン入門【クリスマス】
愛知芸術文化センターのアートがもっと好きになるラジオ

AACポッドキャスト音楽編「パイプオルガンの世界へようこそ」

「愛知芸術文化センターのアートがもっと好きになるラジオ」

Spotifyできく

この番組はアートを知れる・学べる・鑑賞したくなるトーク番組です。愛知県芸術劇場 芸術監督(アーティスティックディレクター)の唐津絵理が担当するダンス編と、愛知芸術文化センターの専門スタッフが担当する音楽(パイプオルガン)編を配信中。通勤・通学などの移動時間、作業や家事、勉強の合間などにお楽しみください。ぜひこの機会にアートを趣味にしてみませんか。

音楽編「パイプオルガンの世界へようこそ」のパーソナリティを務めるのは、愛知県芸術劇場 プロデューサーの関本と企画制作スタッフの高木です愛知県芸術劇場コンサートホールの“かお”とも言える国内最大級のパイプオルガンの魅力や楽しみ方について、劇場スタッフならではの裏話を交えながらトークを繰り広げます。

過去のエピソード
第1回目 パイプオルガンのご紹介
第2回目 鍵盤|パイプオルガンの仕組みの解説
第3回目 ストップ|パイプオルガンの仕組みの解説
第4回目 歴史
第5回目 各国の音楽文化
第6回目 オルガン編曲で聴くクラシックの名曲 
についてお伝えしました。

 

第7回目の今回は、「クリスマス」をテーマにお送りします。愛知県芸術劇場コンサートホールで、クリスマス恒例のパイプオルガンコンサート「クリスマスはオルガンだ!」の過去公演の演奏を、前半・後半でお届け。冬の訪れやクリスマスが待ち遠しくなる!パイプオルガンのことを知って音楽に親しむラジオへようこそ。

 

前半 クリスマス・キャロルの歴史的なお話 はじまりは民衆によるイエス・キリストの誕生を祝う聖歌だった

※PCをご利用の際は、Spotifyでプログラム全体をお聴きいただけます。

 

曲目リスト
アダン オー・ホーリー・ナイト※記録音源
オルガン/都築由理江(愛知県芸術劇場オルガニスト)
カウンターテナー/村松稔之

 

後半 バッハのクリスマス音楽——愛知県芸術劇場のパイプオルガンを聴いてみよう♪

※PCをご利用の際は、Spotifyでプログラム全体をお聴きいただけます。

 

曲目リスト
J.S.バッハ カノン風変奏曲「高き天より我は来たれり」BWV 769※記録音源(途中まで)
オルガン/都築由理江(愛知県芸術劇場オルガニスト)

 

番組で紹介した公演

2025年12月24日(水)・25日(木)開演
クリスマスはオルガンだ!2025 
~オルガン・アンサンブルで聴くパイプオルガンの響き~


場所/愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知芸術文化センター4階)
時間/24日(水)19:00~
   25日(木)15:00~
料金/一般 2,000円(U25 1,000円)
※ U25は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※ 未就学児入場不可。25日公演のみ託児サービスあり(有料・要予約)。
※「劇場と子ども7万人プロジェクト」(小・中・高校生招待)対象公演。

 

オルガン/小林英之、湯口依子
司会/渡邊晶子(FM AICHIパーソナリティ)

 

プログラム/
C. クロムプ
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」*
J.S.バッハ
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
     2つの手鍵盤とペダルで BWV659
     2つのバスとコラール BWV660
     オルガノ・プレノで、ペダルでコラール BWV661
柿沼 唯
2台のオルガンのための前奏曲
     「元后あわれみの母(サルヴェ・レジーナ)」*
H.-A. シュタム

コラール「一輪のばらが咲いて(エッサイの根より)」
F. レールンドルファー
コラール 変奏曲「ベツレヘムなるきよき御子に」
F. ペータース
コラール「甘き喜びのうちに」
    「暁の星はいと美しきかな」
( “カルミナ・フローリ” より) Op.68/5, 7*
R. ベルティンク
有名なクリスマスキャロルによる組曲(1995) *
   「もろびとこぞりて」
   「御使いうたいて」
   「天には栄え(聴け!天の使いの紡ぐ御歌)」
   「神の御子は今宵しも(Adeste Fideles)」
   「ベツレヘムの小さな町よ(ああベツレヘムよ)」
   「牧人ひつじを」

*オルガン・アンサンブル

詳しくはこちら

 

愛知県芸術劇場コンサートホールのパイプオルガンは国内最大級

パイプ総本数6,883本、ストップ(音色)93種類、手鍵盤5+足鍵盤(ペダル)1段という国内最大級の愛知県芸術劇場のコンサートホールのパイプオルガンは、ベルリンでの設計・製作に約4年、劇場内での組立て・整音に半年近くかけて、19929月初旬に完成しました。 すべてオーダーメイドで作られており、世界的に見ても最大級のパイプオルガンです。コンサートホール改修後の2018年、初代劇場オルガニストとして愛知県豊田市出身の都築由理江が就任しました。

愛知県芸術劇場 コンサートホールのパイプオルガンについてもっと知りたい!という人は、オルガンブックを読みながらラジオを聞くと理解が一層深まります。

 

オルガンブックはこちら

パーソナリティ:関本(愛知県芸術劇場 プロデューサー)、高木(企画制作スタッフ)

 

『AAC』バックナンバーでは、関本&高木による劇場スタッフのリアルな解説付き愛知県芸術劇場の魅力がわかる!ガイドツアーの記事も公開中です。

 

 

 

編集/村瀬実希(MAISONETTE Inc.)

撮影/ 愛知県芸術劇場

※ 掲載内容は2025年11月28日(金)現在のものです。

 

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