夏休みの劇場で観たり・探検したり・踊ったり
親子で楽しめる鑑賞公演＆体験・ワークショップ

今年の夏休み、皆さまはどちらに行きますか？山など緑に囲まれた場所でみんなでキャンプをしたり、海で泳いでスイカ割りしたりも定番でTHE夏な過ごし方として素敵ですね。
どこに行くかはこれから家族会議で…という方は、行った後も体験した内容で盛り上がる劇場もぜひ候補に！

イラスト：とりやまゆり

- 目次 -

1.初めての鑑賞公演にオススメ！「ペック fromスコットランド」

©坂内太

はじめに紹介するのは、一人芝居のパフォーマンス公演。お芝居というと、「ストーリーを理解できるかな」や「観終わった後、子どもに上手く説明できるかしら」など、観る前からちょっぴり不安という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご安心ください。この公演は、言葉をほぼ使わないパフォーマンスで、ジェスチャーや顔の表情、オノマトペ（擬態語・擬音語）で観る人に易しい演出でストーリーが進んでいきます。

©坂内太

タイトルの「ペック」とは、鳥がくちばしでつつくことを意味する英語。想像力豊かな遊びやオブジェがたくさん登場するので、もしストーリーが分からなくなっても目にするだけでも楽しい気持ちになる公演です。
終演後、もしお子さんから「よく分からなかった」と言われたら「一緒に考えてみよう」と、印象に残ったシーンや好きな動きなど、思ったことについて、皆さんの自由に感じたままを語っていただけたら、家族同士でも新たな発見があるかもしれません。スコットランドの場所や文化について調べてみるのも面白いかもしれませんね。
そして、出演俳優のアンディ・マンリーさんはこの公演のために、スコットランドから日本にやってきます。来日の移動距離は、約9,000Km以上！日本列島約3列島分になります。す、すごい。

©hyogo mugyuda（umiak）

そんなアンディさんは、英国全土の演劇界で30年にわたって開催されている「UKシアターアワード」で子どもと若者のためのベストショーを受賞した経歴の持ち主です。
こどもたちのための温かく心のこもったパフォーマンスを海外で高い評価を受ける俳優が演じるお芝居を、当劇場または県内ツアー公演でお楽しみください。

公演情報

ペック fromスコットランド
日時｜2024年7月19日（金）－21日（日）
会場｜愛知県芸術劇場小ホール
チケット発売｜ 2024年6月14日（金）10:00～

県内ツアー

7/24（水）
穂の国とよはし芸術劇場PLAT
7/26（金）

碧南市芸術文化ホール
7/28（日）
パティオ池鯉鮒（知立市文化会館）
7/31（水）
名古屋市瑞穂文化小劇場
8/2（金）
名古屋文理大学文化フォーラム（稲沢市民会館）

8/4（日）
蒲郡市民会館
8/7（水）
瀧上工業雁宿ホール（半田市福祉文化会館）
8/9（金）
知多市勤労文化会館

詳細はこちら

2.普段は見ることができない裏側を探る「げきじょうたんけんツアー」

次に紹介するのは、ホールを探検して隠された秘密を解き明かす大人気企画。
普段は見ることができない劇場の裏側を見学することで、夏休みの自由研究などにも役立つ知識が満載の体験学習です。

会場は今年も客席数2,480席を誇る中京圏最大級のホール！
本格的なオペラやバレエが上演可能な日本初のオペラシアターとして1992年にオープンした劇場です。世界トップレベルのダンスやオペラ、コンサート、エンタテーメントショーなどジャンルを問わず、幅広い年代の人々が集まる場所として人気を博す大きなホールです。