
2025/06/11
ダンス #04 ゲスト:加治屋百合子さん
愛知芸術文化センターのアートがもっと好きになるラジオ
AACポッドキャストのダンス編は愛知県芸術劇場 芸術監督の唐津絵理が担当
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「愛知芸術文化センターのアートがもっと好きになるラジオ」
この番組はアートを知れる・学べる・鑑賞したくなるトーク番組です。愛知県芸術劇場 芸術監督(アーティスティックディレクター)の唐津絵理が担当するダンス編と、愛知芸術文化センターの専門スタッフが担当する音楽(パイプオルガン)編を配信中。通勤・通学などの移動時間、作業や家事、勉強の合間などにお楽しみください。ぜひこの機会にアートを趣味にしてみませんか。
愛知県芸術劇場 芸術監督の唐津絵理がパーソナリティを務めるダンス編は、毎回さまざまな素敵なゲストをお迎えし、ダンスの持つ魅力や楽しみ方についてトークします。ダンスといっても、ジャンルも関わり方も人それぞれ。その道で活躍するゲスト自身の思考に触れることで、「ダンスとは?」の新たな気づきがあり、興味や関心が湧いてきます。
第4回のゲストはバレエダンサーの加治屋百合子さん。前半・後半でお届けします。
前半 アメリカで活躍するバレエダンサー加治屋百合子さんのアイデンティティ
※PCをご利用の際は、Spotifyでプログラム全体をお聴きいただけます。
後半 アメリカで活躍するバレエダンサー加治屋百合子さんのアイデンティティ
※PCをご利用の際は、Spotifyでプログラム全体をお聴きいただけます。
ゲスト:加治屋百合子さん
加治屋百合子
Yuriko Kajiya
愛知県生まれ。8歳でバレエを始めた。10歳で中国に渡り、奨学金を得て上海バレエ学校に留学、卒業した最初の留学生の一人となる。2000年1月、ローザンヌ国際バレエコンクール奨学金を受賞。トロントのカナダ国立バレエ学校に留学。
2001年9月にアメリカン・バレエ・シアターのスタジオ・カンパニーに入団し、2002年にアプレンティスとしてメイン・カンパニーに昇格。13年間ABTに在籍し、うち7年間はソリストとして活躍した。2014年、ファースト・ソリストとしてヒューストン・バレエに入団し、ベン・スティーブンソンの『くるみ割り人形』でシュガー・プラム・フェアリーを演じたことをきっかけに、2014年11月にプリンシパルに昇格した。多くのクラシック全幕バレエの主役を踊り、世界的振付家、コーチ、指導者、ダンサーと共演。『ジゼル』のジゼル、『白鳥の湖』のオデット/オディール、『ラ・バヤデール』のニキヤ、ガムザッティ、『蝶々夫人』の蝶々さんなど、スタントン・ウェルチのバレエ作品の主役を数多く踊っている。
パフォーマンス以外では、いくつかの国際的な慈善プロジェクトを主導し、参加してきた。2021年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
番組で紹介した公演
2025年7月10日(木)開催
ヒューストン・バレエ
オープニング・ガラ
場所/愛知県芸術劇場 大ホール(愛知芸術文化センター2階)
時間/19:00〜
料金/SS席22,000円/S席19,000円/A席17,000円/B席15,000円/C席11,000円/D席 7,000円 全席指定
チケット/発売中
※ 未就学児入場不可。
巨匠スタントン・ウェルチの傑作集
第1部「クリア」
第2部「シルビア」より
「蝶々夫人」より
「魂の音」より
第3部「ヴェロシティ」
※演奏は特別録音音源を使用いたします。
2025年7月12日(土)開催
ヒューストン・バレエ『ジゼル』
場所/愛知県芸術劇場 大ホール(愛知芸術文化センター2階)
時間/13:00〜
料金/SS席25,000円/S席22,000円/A席18,000円/B席15,000円/C席11,000円/D席 7,000円 全席指定
チケット/発売中
※ 未就学児入場不可。
ツアー情報
2025年7月3日(木)5日(土)・6日(日)東京文化会館 大ホール
パーソナリティ:唐津絵理(愛知県芸術劇場 芸術監督)
© Atsuko Chiba
唐津絵理
Eri Karatsu
お茶の水女子大学文教育学部舞踊教育学科卒業、同大学院人文科学研究科修了。舞台活動を経て、1993年より日本初の舞踊学芸員として愛知芸術文化センターに勤務。2003年に所属の愛知県文化情報センターで第1回アサヒビール芸術賞受。2010年~16年あいちトリエンナーレのキュレーター(パフォーミング・アーツ)。大規模な国際共同製作から実験的パフォーマンスまでプロデュース、招聘した作品やプロジェクトは200を超える。 DaBY(Dance Base Yokohama)設立を機に、ダンス、パフォーミングアーツ領域全体の活動環境の整備、アーティスト・ダンサー・スタッフの権利擁護、観客・市場拡大施策等に積極的に関わる。フェアトレードの考え方を引用した言葉「フェアクリエイション」を生み出し、創作環境の整備に向けて取り組む。多様な活動が、芸術振興の意味や方法を改めて問い直す契機として評価を受け、令和4年度(第73回)芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。著書に『身体の知性』など。 24年7月から常務理事 芸術監督(アーティスティックディレクター)。
編集/村瀬実希(MAISONETTE Inc.)
※ 掲載内容は2024年6月11日(水)現在のものです。