2024/11/14
ダンス #03 ゲスト:ハラサオリさん
愛知芸術文化センターのアートがもっと好きになるラジオ
AACポッドキャストのダンス編は愛知県芸術劇場 芸術監督の唐津絵理が担当
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「愛知芸術文化センターのアートがもっと好きになるラジオ」
この番組はアートを知れる・学べる・鑑賞したくなるトーク番組です。愛知県芸術劇場 芸術監督(アーティスティックディレクター)の唐津絵理が担当するダンス編と、愛知芸術文化センターの専門スタッフが担当する音楽(パイプオルガン)編を配信中。通勤・通学などの移動時間、作業や家事、勉強の合間などにお楽しみください。ぜひこの機会にアートを趣味にしてみませんか。
愛知県芸術劇場 芸術監督の唐津絵理がパーソナリティを務めるダンス編は、毎回さまざまな素敵なゲストをお迎えし、ダンスの持つ魅力や楽しみ方についてトークします。ダンスといっても、ジャンルも関わり方も人それぞれ。その道で活躍するゲスト自身の思考に触れることで、「ダンスとは?」の新たな気づきがあり、興味や関心が湧いてきます。
第3回のゲストはダンスアーティストのハラサオリさん。前半・後半でお届けします。
前半 ダンス、デザイン、美術、ベルリンと日本。身体と出会い直すハラサオリさんの世界
後半 ダンス、デザイン、美術、ベルリンと日本。身体と出会い直すハラサオリさんの世界
ゲスト:ハラサオリさん
ハラサオリ
Saori Hala
1988年東京生まれ。美術家、振付家、ダンサー。「環境と身体」をテーマに、自らの身体、光、音、テキスト、ドローイングなど多様なメディアを用いた上演型作品を制作する。約10年にわたるベルリン滞在を経て、2023年より東京、横浜、神戸、京都など国内各都市で活動。現実と虚構が織り混ざるパフォーマティブな身体に着目しながら、自己や他者への振付行為について思索している。
音楽、ファッション、映像などのカルチャーシーンとも関わりながら多様な表現を展開中。これまでの国内コラボレーターに、Kyoka、小田朋美、山川冬樹、小金沢健人、大谷能生、角銅真実、原田知世、蓮沼執太、U-zhaan、岸裕真、NIKE、BLESS、SHISEIDOなど。現在、月刊文芸誌『新潮』にてエッセイ連載中。
東京藝術大学デザイン科修士、ベルリン芸術大学舞踊科ソロパフォーマンス専攻修了。第9回エルスール財団新人賞コンテンポラリーダンス部門受賞。2020年よりDance Base Yokohamaレジデンスアーティスト。2021年より武蔵野美術大学映像学科非常勤講師。
番組で紹介した公演
2024年11月30日(土)・12月 1日(日)開催
愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama
パフォーミングアーツ・セレクション2024
〜間(あいだ)の時間〜
本公演では、国際的に高い注目を集めるアーティストによる4つの新作を、AプログラムとBプログラムの2つのダブルビルとしてご紹介します。 各々のアプローチでダンスの系譜を探求し、身体表現の新たな可能性に挑む最新作にどうぞご注目ください。
〈Aプログラム〉
岡田利規╳酒井はな『 ジゼルのあらすじ』
島地保武『Dance for Pleasure』
〈Bプログラム〉
鈴木竜×岡本優『TAMA』
小暮香帆╳ハラサオリ『 ポスト・ゴースト』
場所/愛知県芸術劇場小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)
時間/11月30日(土)14:00〜、17:00〜
12月1日(日)13:00〜、16:00〜
料金/1日通し券:一般 7,000円(U25 4,000円)
1回券 各回:一般 4,500円(U25 2,000円)※AプログラムまたはBプログラム
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)
※ 1日通し券は、各日A、B両プログラムをご覧いただけます。
※ 3歳以下入場不可。11/30のみ託児サービスあり。(有料・要予約)「鑑賞サポート」をご覧ください。
パーソナリティ:唐津絵理(愛知県芸術劇場 芸術監督)
© Atsuko Chiba
唐津絵理
Eri Karatsu
お茶の水女子大学文教育学部舞踊教育学科卒業、同大学院人文科学研究科修了。舞台活動を経て、1993年より日本初の舞踊学芸員として愛知芸術文化センターに勤務。2003年に所属の愛知県文化情報センターで第1回アサヒビール芸術賞受。2010年~16年あいちトリエンナーレのキュレーター(パフォーミング・アーツ)。大規模な国際共同製作から実験的パフォーマンスまでプロデュース、招聘した作品やプロジェクトは200を超える。 DaBY(Dance Base Yokohama)設立を機に、ダンス、パフォーミングアーツ領域全体の活動環境の整備、アーティスト・ダンサー・スタッフの権利擁護、観客・市場拡大施策等に積極的に関わる。フェアトレードの考え方を引用した言葉「フェアクリエイション」を生み出し、創作環境の整備に向けて取り組む。多様な活動が、芸術振興の意味や方法を改めて問い直す契機として評価を受け、令和4年度(第73回)芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。著書に『身体の知性』など。 24年7月から常務理事 芸術監督(アーティスティックディレクター)。