2025/10/08

国際芸術祭「あいち2025」ファン必見!公式グッズ&ミュージアムショップ
愛知・名古屋のお土産にも最適◎

2025年9月13日(土)〜11月30日(日)開催中の国際芸術祭「あいち2025」──灰と薔薇のあいまに。初めて海外から芸術監督を迎え、国内外62組のアーティストが集う、この秋注目の芸術祭です。会場の一つ、愛知芸術文化センターでは現代美術展やパフォーミングアーツが繰り広げられ、アートに浸る充実した一日に。そんな芸術祭と合わせてチェックしたいのが、公式グッズやアートにまつわるアイテムの数々。センター内の10階特設ショップと、地下2階に芸術祭期間中オープンしているミュージアムショップ「TEMPORA(テンポラ)」は、どちらも現代美術展チケットなしで入場可能です。名古屋観光や栄周辺でのおでかけのついで、仕事帰りにもお気軽にどうぞ。ここでしか出会えない特別なものを探してみませんか?

 

国際芸術祭「あいち2025」スタッフのオススメ!記念に欲しくなる公式グッズ

国際芸術祭「あいち」組織委員会 プロジェクトマネージャー(会場運営)吉原至さんに、公式グッズのなかからピックアップしていただきました。

 

1 長袖Tシャツ(白)

長袖Tシャツ(4,400円)は白(XS〜XL)をご用意。

吉原 漫画家・五十嵐大介さんが、国際芸術祭「あいち2025」のテーマ「灰と薔薇のあいまに」をもとに描いたキービジュアルをプリント。背面には、愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかの会場ごとに参加する総勢62組のアーティスト名がずらりと並びます。今回の芸術祭のデザインを担当した愛知県出身の伊藤敦志さんが好きな音楽フェスのTシャツから着想を得て、アーティストへのリスペクトを込めて仕上げました。国際芸術祭「あいち」公式グッズとしては初登場となる長袖Tシャツは、これからの季節にも大活躍。すっきりとしたシルエットで性別を問わず着やすく、袖口に入ったタイトル名がさりげないアクセントになっています。

半袖Tシャツ(各3,300円)は、キービジュアルを用いた白(S〜XL)と、タイトルが映えるシンプルなデザインのグレー(S・M・L)を展開。

 

2 トートバッグ

トートバッグ(2,970円)

 

吉原 国際芸術祭「あいち2025」のキービジュアルを大胆にプリントしたトートバッグ。楽しいおでかけを提案し、数多くのミュージアムショップとコラボレーションしてきた日本のトートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」が制作しました。外側と内側の両方にポケットを備え、A4サイズもすっきり収まる抜群の機能性。普段使いはもちろん、芸術祭めぐりや旅行にもぴったりです。五十嵐大介さんが描いた想像力あふれる豊かな世界を、ぜひ日常に取り入れてみてください。

 

 

3 薔薇ノベルティ(限定)

薔薇ノベルティ(11,000円)※100個限定

 

吉原 戦後の瀬戸窯業を大きく支えた「セトノベルティ(主に輸出用として、瀬戸で制作された陶磁器製の置物や装飾品、人形)」。その技術と文化を見学・体験できる施設「ノベルティ・こども創造館」を、フール・アル・カシミ芸術監督が視察した際に「これいいね」と手に取ったことから、今回の特別な商品化が実現しました。1950年設立の陶磁器メーカー「愛龍社」による制作は、型に流し込んだパーツを組み合わせ、一点ずつ丁寧に絵付け。世界中で高く評価されてきたセトノベルティの造形美と精巧な絵付けが息づいた、「あいち2025」ならではの価値ある逸品です。シリアルナンバー入りで数量限定、なくなり次第終了となりますのでお買い逃しなく。

 

 

4 マグカップ

マグカップ(2,860円)
 

吉原 1953年創業、愛知県瀬戸市の窯元「双寿園」による陶器製カップ。瀬戸の文化である、記念品としてオリジナルグッズを作って贈る風習をアレンジし、「あいち2025」のテーマ「灰と薔薇のあいまに」にちなんで灰をグレーで表現しました。筆で絵柄を塗った上から塗装を施し、英字のタイトルを重ねることで、昔ながらの技法と現代的なデザインが融合した仕上がり。蓋とカバー付きで、ホットドリンクを飲む際にも便利です。

 

 

国際芸術祭「あいち2025」の会期中、名古屋の人気書店&ギャラリーがミュージアムショップ「TEMPORA(テンポラ)」を地下2階にオープン


国際芸術祭「あいち2025」では、さらに芸術祭を楽しむためのコラボレーションショップを展開。愛知芸術文化センター地下2階 アートショップ跡地で、書店&ギャラリー「ON READING(オン・リーディング)」が運営するミュージアムショップ「TEMPORA(テンポラ)」は、芸術祭ファンはもちろん、「芸文センターにアートショップ&ギャラリーが復活した!」と施設利用者のみなさまからも喜びの声が多く寄せられています。

 

久保寛子作品集『手から足』(MAFIN 宮島芸術祭実行委員会 3,300円)、『DEEP LOOKING 想像力を蘇らせる深い観察のガイド』(ロジャー・マクドナルド/著、AIT Press 2,420円)、『ありふれたくじら』(是恒さくら/著、ELVIS PRESS 2,640円)
※久保寛子、是恒さくらは「あいち2025」の参加アーティスト

アートブック、書籍(新刊・古書)を中心に、お土産となるようなオリジナルアイテム、地元ゆかりのクリエイターたちによるプロダクトやグッズなども販売するほか、ギャラリースペースでの展示企画、東海圏の飲食店による日替わりポップアップも開催。ミュージアムショップの新たな可能性を提示しながら、「あいち2025」を盛り上げます。

 

 

 

【CHECK】こちらもオススメ!
愛知芸術文化センター愛知県美術館 展示室J(8階)ラーニングセンターへたち」で五十嵐大介さん作キービジュアルの原画を展示中

 

公式グッズにも使用されているキービジュアルの原画が見られるチャンスは10月19日(日)まで。以降は、県内4つの市町(豊田市・設楽町・大府市・豊川市)での巡回展示「ポップ・アップ!」の各会場で展示します。

詳細はこちら

 

国際芸術祭「あいち2025」特設ショップ

場所/愛知芸術文化センター10階 愛知県美術館 ミュージアムショップ

時間/10:00〜18:00※金曜〜20:00

休館日/毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌火曜日)

※営業時間・休館日は「あいち2025」愛知芸術文化センター会場に準じます(9/16[火]、11/25[火]は臨時開館)。

詳細はこちら

 

TEMPORA

場所/愛知芸術文化センター地下2階

時間/10:00〜18:00※金曜〜20:00

休館日/毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌火曜日)

※営業時間・休館日は「あいち2025」愛知芸術文化センター会場に準じます(9/16[火]、11/25[火]は臨時開館)。

詳細はこちら

 

国際芸術祭「あいち2025」の見どころは?

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2025年9月13日(土)〜11月30日(日)[79日間]
国際芸術祭「あいち2025」

芸術監督/フール・アル・カシミ[シャルジャ美術財団理事長兼ディレクター/国際ビエンナーレ協会(IBA)会長]
会場/愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか


愛知県で3年に1度開催される国内最大規模の現代アートの祭典。6回目となる今回は、初めて海外から芸術監督を迎えることでも大きな話題を集めています。フール・アル・カシミ芸術監督は、イギリスの現代美術雑誌『ArtReview(アートレビュー)』による2024年のアート界における影響力ランキング「Power100」で第1位に選ばれた、世界的に高く評価されているアーティスティックディレクター及びキュレーターです。テーマ「灰と薔薇のあいまに」のもと、22の国と地域から62組のアーティストが参加し、人間と環境の関係性についてさまざまな視点で表現します。

 

国際芸術祭「あいち2025」 展示風景
ムルヤナ《海流と開花のあいだ》2019-
© 国際芸術祭「あいち」組織委員会

 

国際芸術祭「あいち2025」 展示風景
大小島真木《土のアゴラ──瀬戸2025》2020-
©︎ 国際芸術祭「あいち」組織委員会
撮影:怡土鉄夫

 

国際芸術祭「あいち2025」 展示風景
panpanya《何物》2025
© 国際芸術祭「あいち」組織委員会
撮影:城戸保

 

公式サイトはこちら

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愛知芸術文化センター内の1階にあるアート専門の図書館、アートライブラリーでは国際芸術祭「あいち2025」関連資料を展示中。愛知県芸術劇場では、ダンス、音楽、演劇など多彩なジャンルの公演が目白押しです。施設まるごと利用して、芸術の秋を満喫してください!


撮影・取材・文/村瀬実希(MAISONETTE Inc.)
※ 掲載内容は2025年10月8日(水)現在のものです。

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