
2025/08/01
竹内栖鳳展から広がる、大人の夏を彩る愛知・名古屋のお土産セレクション
愛知県美術館 ミュージアムショップ
愛知県美術館では、展覧会「近代日本画のトップランナー 竹内栖鳳」が2025年7月4日(金)から8月17日(日)まで開催中です。明治・大正・昭和を駆け抜け、創作者として先頭を進み、教育者として後進の範となった近代日本画のトップランナー・竹内栖鳳(たけうちせいほう)。本展では、初期から晩年までの作品や資料を通して、栖鳳の画業を振り返るとともに、その表現世界の多様さをご紹介します。
愛知県美術館10階ロビーのミュージアムショップでは、竹内栖鳳展にちなんでセレクトしたグッズを展開中。豊富なラインナップのなかでも、注目のアイテムをチェックしましょう。
ミュージアムショップは、展覧会チケットがなくても入場OK。「AACタイム」の人気記事「愛知県美術館 ミュージアムショップで買える!愛知・名古屋のお土産 アートグッズから人気のお菓子まで」もご覧ください。
涼しげな和紙素材のファッション雑貨やインテリア小物、夏らしいカラフルな日用品まで
- 目次 -
1 hacu 和紙靴下
「ボタニカルステッチ」(各1,100円)はレディース(23〜25cm)のみ、「5本指ソックス」(各1,320円)はレディースとメンズ(25〜27cm)をご用意。
愛知県江南市を拠点にオリジナル靴下を制作する「靴下のhacu」(江南市大間町)の和紙靴下は、ムレにくく爽やかで、さっぱりとした履き心地が特長。これからの猛暑や突然の雨にも、頼もしいアイテムです。今季の新作のボタニカル柄は、ポップなカラーのボディに、ハンドステッチのような植物モチーフを組み合わせたデザイン。和紙の糸ならではの軽さと発色の良さで、夏の装いに楽しいアクセントを添えてくれます。
コットン素材の靴下もバリエーション豊かで、心ときめきます。
2 リンデン 〈上野リチ〉メモ、ハンカチ
メモ(各605円)、ハンカチ(1,650円)
上野リチの作品を元にしたステーショナリーや雑貨を、「リンデン」(大阪府)よりお届け。 1893年ウィーン生まれのフェリース・リックス(Felice Rix)は、日本人と結婚して上野リチとなって、デザイナーとして数々の作品を製作。 生命力あふれる花や樹木などの身近な自然が描かれ、自由奔放でありながら優美でのびやかな線と、明るく楽しい色づかいが魅力です。 時を経ても色あせないそのデザインは、現在開催中の大阪・関西万博のオーストリアパビリオン内のカーテンやキオスクにも採用されています。 大人が持っても上品で華やかな印象を与えるアイテムで、日常に彩りを添えてみませんか?
3 薫寿堂 〈WASHI INCENSE(ワシ インセンス)〉和紙のお香
和紙のお香(各935円)
日本におけるお香発祥の地・淡路島で、130年の歴史を誇る老舗「薫寿堂」が、特許技術を活かして開発した和紙のお香〈WASHI INCENSE(ワシ インセンス)〉が再入荷しました。優雅な沈香や、まろやかな白檀をベースにした全5種の香りをご用意。洗練されたミニマルデザインのパッケージ(30枚入り)は持ち運びにも便利で、ご自宅用はもちろん、旅先やギフトにも最適です。「Have a lovely day!」「All the best.」「Deep Breath.」など、ポジティブなメッセージにもご注目ください。
4 エル・コミューン 〈PETIT ET GRAND(プティ・エ・グラン)〉レターセット、ペーパーバッグ
レターセット(各528円)、ペーパーバッグ(各330円)
インテリア・雑貨メーカー「エル・コミューン」(名古屋市天白区)の〈PETIT ET GRAND(プティ・エ・グラン)〉シリーズは、ミニチュアサイズの動物たちが花畑を探検する姿がなんともキュート。お手軽サイズのレターセットや、ありそうでなかなか見かけないペーパーバッグなど、ちょっとした贈り物にメッセージを添えたり、お土産を小分けにしたりするのにぴったりです。文具はお子さまから大人まで幅広く人気があり、夏休み期間の来場記念にもオススメ!
まだまだ気になるアイテムが満載! お土産にも喜ばれる、専門店こだわりの逸品たち
1952年創業の老舗「あられの匠 白木」(名古屋市北区)のあられが充実。〈アラレバル〉シリーズは、ペペロンチーノやブラックペッパーのオリーブ仕立てなど、お酒との相性も抜群です。
自家焙煎コーヒー専門店「喫茶クロカワ」(名古屋市中区)の水出しコーヒーバッグ(1袋600円)は、この季節ならではの楽しみ。こだわりの味をご家庭でも満喫できます。
てぬぐい専門店「かまわぬ」(東京都)のてぬぐいの多くは、明治時代から続く日本独自の染色技法「注染(ちゅうせん)」で染められています。落ち着いた色味とデザインで、日常使いに取り入れやすいのもうれしいポイントです。
【NEW ITEM】こちらもオススメ!
劇場公演と合わせてチェックしたい、音楽家のステーショナリーが大集合
ノート(528円)、ボールペン(495円)、スティッキーブック(550円)、フレークシール(550円)、オーロラステッカー(440円)、タオルハンカチ(748円)
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなど、教科書でもおなじみのクラシック音楽の巨匠たち――何人わかりますか? デザインステーショナリーメーカー「GreenFlash」(東京都)の〈STUDY HOLIC(スタディホリック)〉音楽学シリーズは、知的好奇心をくすぐる“学び”がテーマ。愛知県美術館に加え、愛知県芸術劇場での公演に訪れるお客様にもショップをお楽しみいただけるよう、芸術文化の複合施設である愛知芸術文化センターならではのラインナップとして取りそろえました。
お隣の竹内栖鳳展特設ショップには、定番のポストカードやクリアファイルをはじめ、展覧会でしか買うことができない限定グッズが盛りだくさん。作品鑑賞の余韻に浸りながら、ごゆっくりお買い物をお楽しみください。
愛知県美術館「竹内栖鳳展」の見どころは?
時代を進めた挑戦者(チャレンジャー)
「西の栖鳳(せいほう)・東の大観(たいかん)」――近代京都画壇の筆頭格として東京の横山大観(よこやまたいかん)と並び称された竹内栖鳳(たけうちせいほう)は、元治元年(1864年)、幕末の京都に生まれました。画家たちが時代に即した新しい絵画を模索していた明治初期、円山応挙(まるやまおうきょ)や呉春(ごしゅん)の流れをくむ円山・四条派から出発した栖鳳もまた、伝統の伝承だけにとどまらない新しい日本画を描こうと試行錯誤しました。従来の日本絵画の枠組みにおさまらない栖鳳の挑戦は、ときに批判の対象となりました。 しかし栖鳳は絶え間ない修練に裏打ちされた抜群の筆技を下地とし、次々と新機軸を打ち出して、伝統の継承と革新の双方を体現していったのです。また、上村松園(うえむらしょうえん)や土田麦僊(つちだばくせん)をはじめ多くの優秀な次世代を育てました。 明治・大正・昭和を駆け抜け、創作者として先頭を進み、 教育者として後進の範となった「近代日本画のトップランナー」 竹内栖鳳。本展では、初期から晩年までの作品や資料を通して、栖鳳の画業を振り返るとともに、その表現世界の多様さをご紹介します。
2025年7月4日(金)〜8月17日(日)
近代日本画のトップランナー 竹内栖鳳
※会期中一部展示替えをします。
前期:7月4日(金)〜7月27日(日)
後期:7月29日(火)〜8月17日(日)
場所/愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
時間/10:00~18:00
※金曜~20:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日/毎週月曜日(ただし、8月11日[月・祝]は開館)、8月12日(火)
料金/ 一般1,800円(1,600円) 高校・大学生1,200円(1,000円)、中学生以下無料
※( )内は前売券および20名以上の団体料金
※本展会期中に限りコレクション展もご覧になれます。
撮影・取材・文/村瀬実希(MAISONETTE Inc.)
※ 掲載内容は2025年7月30日(水)現在のものです。